誰も入っていかないような茂みを入っていくと、こんなタンポポがありました。
普段は、放射状に生えている葉を、地面にピッタリと這わせている事が多いタンポポ。
でも、この日は、こんな風に宙に浮いて、上に向かって、にょキーんと。
この姿って、タンポポに限らないです。
雨が降っていた次の日、晴れたりすると、良く見られる光景なんです。
私の中の解釈では、野草たちが、「春的」なエネルギーを感じている様子です。
寒い、暗い、湿った感じから、温かい、明るい、カラッとした感じになった時に見せる姿。
とはいえ、「自然」からすれば、寒い、暗い、湿っているというのも、決してネガティブなものではないんです。
ただそういうイメージがあるというだけ。
話を戻して、この日は、考え事をしていました。
ちょっとしたきっかけで入った茂み。
そこでこんなタンポポの姿を見つけました。
そこで先ず気づかされます。
「そうか、今、『自然』が出してる雰囲気は、こんな感じなのか。」
そこで、自分の心や身体も、そういう雰囲気にあるべきなんだなあと、その雰囲気に合わせようとします。
この姿を見て、受けるイメージは、似ているとしても、十人十色です。
「上に伸びる」
「宙に浮く」
「太陽を呼び込んでいる」
「喜び、ウキウキした感じ」
それは、ある意味「自然」から、「その人」への、固有のメッセージです。
でももう少し深く見てみます。
例えばこの場所の「特徴」も、メッセージの要素に加えてみます。
茂み、日陰、人目につかない、他に植物が殆ど生えていない。
そんな中で、こんな姿を見せるタンポポ。
メッセージが、「ストーリー」となって、自分に訴えかけてきます。
勿論この、感じられる「ストーリー」も、十人十色です。
もっと「自然」の観方を知っていれば、「ストーリー」は、どんどんキメ細かくなっていきます。
こういう「自然」の「動き」や「雰囲気」、「リズム」。
それは、我々が住む「地球」の、根源的なリズムです。
自然が語る「ストーリー」を感じられれば、そのリズムに乗りやすくなります。
そのリズムに乗ると、時々、不思議な事が起こるんです。
自分の中にあった「トラブル」や「迷い」みたいなもの。
それが、気持ちの良い方向に行ったりするんです。
何てったってまあ、「根源的」なリズムですから、不思議な事ではないのかもしれません。
今週末のワークショップ、
は、こんな過程を、体系的にやっていきます。
今のところ
男性 3名
女性 1名
と、こじんまりですが、凄く楽しみな二日間です。
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