「何か面白いこと言ってみてよ。」
お笑い芸人さんが、プライベートで言われて最も困る事のひとつなんだそうです。
そして私も体験しました。
サバイバルインストラクターという肩書きである以上、仕方ないのかもしれませんが、割り箸を渡され、
「火点けてみて?」
さて、これは果たして可能なのでしょうか・・・?
それに対してお答えする前に、ちょっとこんなお話を。
え?ホームセンターで買った製材でやるんですか?
原始のひおこしをする際に、先ずは製材で作ったキットで練習をします。
その時に、たまーに出るリアクションとして、
「サバイバルなのに、ホームセンターで買った製材ですか?」
なんて言われてしまう事があります。
ごもっとも!!私もそう思います。
でもそれにはちゃんとした理由があるのです。
いつもボクシングに例えるのですが、
- 現地環境から、適した素材を見極め(これが難しい!)、
- 上手な火おこしセットを作る事が出来、
- しっかりとしたフォームで火をおこす!
という工程は、ボクシングの日本(東洋?)チャンピオンクラスです。
入門したその日に、いきなり日本チャンピオンと戦わされたら、多分トラウマになって、もう二度とボクシングなんか・・・
なんて多分思うでしょう。
そんなわけで、他の全ての学び事と同じように、原始の火おこしも「基本」から始めるのです。
火の着きやすいキット、そして道具の調整方法を覚える!
そんなわけで、例えば上記写真の弓錐式だったら、火の点きやすい製材、切れない丈夫な紐、正しいフォームを意識して基本を学びます。
そして、自分が「火を生み出す」体験をしてみましょう。
自分が生まれてはじめて火をおこした瞬間は、私もそうですが、恐らく一生忘れらないものとなります。
そしてそのあと覚えるべきなのが、道具の調整方法。
やっていくうちに、色んな「トラブル」が生じてきます。
棒が空回りしたり、弾かれたり、回りにくくなったり、上のハンドル部分から煙が出たり。
それぞれのトラブルに対して、どういう対処法が必要になるのかを覚えていきます。
そうしていくうちに、火おこしに適した材の硬さや、どんな形の枝がよいのかなど、段々と次の段階が見えてくるのです。
結論!割り箸で火はおこせるのか!?
そんなわけで答えは「否!」。
今の私では、割り箸だけでは、火をおこすのは相当難しいと思われます。
ですので宴会等で同席しても、割り箸で火おこしはちょっとお許し下さい。(笑)
2月25日~26日開催のコースは「インストラクター」なんて名前がついていますが、2日間のうちの殆どを、技術探求にあてます。
そして原始の火おこし未経験でも全く問題ありません。
現在 男性2名 女性1名 の方が参加予定です。
※只今申し込みフォームへのリンクが繋がりにくくなっております。どうしてもつながり難い場合は、コンタクトのページより御参加表明のメッセージを下さい。
オンラインでも学べる!原始の火おこし!
上記で述べたような原始の火おこしのノウハウは、月々980円のオンラインスクールでも学べます。
自然と思いっきり遊び「マインドフルネス」を養おう! – ブッシュクラフトマニュアル、電子書籍版も好調です!
ありがとうございます!
皆様、電子書籍版も出てますので、引き続き宜しくお願い致します。
近日開催のワークショップ
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