「生きる」を通して「自然」と楽しく向き合う二日間
「先ずはこのコースから是非。」
と皆さんにお勧めしているこのコースは、
大地に生きる術、アウェアネス、自然の教え
の三要素がぎっしり詰まった、総合的なコースで、私も大好きです。
様々な技術を学ぶだけでなく、自然とたっぷり向き合い、そこから皆さんが受け取る自然の教えや、原始の感覚を呼び覚ますアウェアネスなど、総合的に体験するコースです。
動じない「ゼロ人間力」を養う!
現代社会という枠では、自分の力を、「役割をこなす」「何かを生産する」等に費やします。
効率よく仕事する、生産するために、便利な生活様式を取り入れ、「生きる」は既に前提として与えられているようなライフスタイルです。
ある意味、「生きる」を実行するにあたり、エネルギーや知恵を駆使する必要がありません。
大地に生きる人々、自然の住人の世界では、自分達の力を全て「生きる」に費やします。
そしてその「生きる力」は、全ての生きる者の根本となる「力」です。
「生きられる状態」を与えられ、その地点をゼロとする毎日も便利で快適ですが、そのゼロまでに必要となる「力」を養ったら、どんな感じがするでしょう?
もっと根本の人間力みたいなものを感じられたり、自分がしっかりと大地に根ざして立っているという感動があるかもしれません。
その根本の「生きる力」体験は、きっと日常にも色々な豊かさをもたらしてくれる事でしょう。
意外?「サバイバル」は、マインドフルネス、リラクゼーション、アウェアネスから始まる
サバイバル術と聞いて我々が連想するのは、何だか厳しいイメージ。
屈強な人間のみが可能なものみたいに思えます。
このコースを始め、全てのコースで皆さんと共有するサバイバル術は、ネイティブアメリカンの教え、自然の教えを基礎にしています。
自然の力、パワーは壮大で、とても人間一人の力で逆らえるものではありません。
そして本来「自然」は、我々の命を奪う存在ではなく、生きる「恵み」を与えてくれる存在です。
その壮大な「恵み」の流れに逆らうことなく、そこに同調し、味方につければ、自然は凄い力で我々の命を守ってくれるのです。
そんなわけで、このコースだけでなく、全てのコースは、「自然」という場所を理解し、そこに、身体と心を同調させる事から始まります。
ネイティブアメリカンに伝わる五感の使い方、歩き方、自然の捉え方を用い、アウェアネス、マインドフルネス、リラクゼーションを纏います。
厳しいサバイバル術のイメージは忘れてしまいましょう。
災害時などの緊急時に役立つ術を自然から学ぼう!
今回は「自然」という場所を学びの場所とし、ワークショップが行われますが、全てのカリキュラムは「法則」を重視します。
「生きるための法則」「命を守る為の法則」は、自然の中であろうが、都市部での災害時であろうが、変わることはありません。
実際にコースに参加された方が、東日本大震災等で被災され、落ち着いて次の行動を見定める事が出来たという体験もされています。
自分や大切な人を守る術を、自然という最高の場所で一緒に学びましょう。
Healing & Retrieve – 自分の壁を外し、思いっきり自然と繋がる
大自然を味方につけて、逆らうことなく、「生きる」を体験する中で、自分の周りに作っていた「壁」のようなものを取り除いていきましょう。
それは、「自分はこうあるべき」という気持ちだったり、「こうしなきゃ」という社会での役割だったり、大人としての自覚みたいなものだったり。
どれも現代生活では大切な「鎧」ですが、時にはそれを脱ぎ捨てるのも本当に気持ちが良いものです。
普段だったら座らない土の上に、躊躇しながら座ってみる。
虫がいるかもしれない?不衛生な感じ?そんな落ち葉の家に恐る恐る入って、「ふうーっ」と力を抜いてみる。
それらは全て子供の頃大好きだった「冒険」です。
そんな風に壁を壊していくと、「自然」が喜んで皆さんの肌に押し寄せてきます。
そこには、「ヒーリング」「自然な自分を取り戻す」「言葉には出来ない教え」など、色んなものが沢山詰まっていると思います。
コースのカリキュラム
- 生きる力を養う – 命を守るために知っておくべき事、サバイバル術ベーシック、大地の寝床作り、原始の火おこし、焚き火の仕方と使い方&後片付け方法
- 感じる力を養う – 大地に生きる人々に学ぶ「アウェアネス」、怪我をしない動き方、歩き方、感覚のアンテナを豊かにする方法
- 同調する力を養う – ネイティブアメリカンに学ぶ「自然の仕組み」、古来の狩人の技「トラッキング」イントロダクション、野生動物に同調する方法、痕跡の読み方
コテージで寝て、お風呂にも入ります
例えば、ボクシングジムに入門したその日に、世界チャンピオンとは戦いません。
このコースも同じです。
原始の寝床をみんなで一つ作ってみて、出来上がったら順番に中に入ってみます。
大地に守られるような感覚を、暫し味わいます。
焚き火の仕方をしっかりと学んだ後、自分で薪を集め、炎を育ててみます。
薪がしっかりと燃えて、焚き火を成功させる事だけが目的ではなく、自分の「命」と「火」の関係を感じる事が目的です。
個人の体験、感じ方を重視するワークショップなので、「成功」しなくても、他の人の足を引っ張る事にもなりません。
ましてや私がビシバシと強く指導する事もありません。
「自分」と「自然」の繋がりを感じるワークショップです。
コテージに宿泊、お風呂にも入りますし、食事もこちらで御用意します。
快適な状態で、先ずは基本からきっちりと学びましょう。
WAN-1 簡単なスケジュール(天候等によって変更ありです。)
初日
- 集合、昼食(持参)をとりながら自己紹介、オリエンテーション
- コテージ周辺、森にてエクササイズ
- 夕方から夕食まで講義
- 夕食(18時半から19時を予定)
- 入浴 – 状況が許せば、近くの入浴施設へ(施設にてシャワーも浴びれます)
- 振り返り(天候など状況が許せば焚き火を囲んで)
二日目
- 朝食 – 7時半~を予定。 たっぷり睡眠をとります
- 9時から、コテージ周辺の森などでエクササイズ
- 昼食&昼休み
- 15時半くらいまで、コテージ周辺や森にてエクササイズ
- 振り返り
- 解散、帰りは16時55分、水戸行きのバスにお乗り頂けます。(18時~18時半水戸駅到着予定)
雨天決行、雨天の場合、出来る限り雨を縫うようにし、屋根付きの野外活動場所等でエクササイズをします。
雨に打たれながら、びしょびしょになりながらエクササイズをする事はありません。
※台風等の悪天候の場合は中止となります。前日の午後に、決行か否か決定します。遠方から来られる方は、予約される交通費、宿泊費等のキャンセル料の自己負担のリスクをご承知頂いた上でお申し込み下さい。
開催場所
茨城県常陸大宮市「御前山青少年旅行村」
集合時間
<お車でお越しの方>
午前11時45分までに、セブンイレブン常陸大宮野口店に集合してください。
常磐自動車道水戸インターチェンジからの経路は、こちらをご参照下さい。
<電車をご利用の方>
- 常磐線「水戸」駅下車、北口7番のバス停より午前10時50分発「野口行き」にお乗り下さい。
- 「那珂川大橋」バス停まで約1時間、バス料金600円前後
- 「那珂川大橋」バス停向かいの、セブンイレブン常陸大宮野口店まではお迎えにあがります。
帰りも同バス停までお送りいたします。
二日目は16時頃終了予定です。
16時54分発、那珂川大橋発のバスでお帰り頂きます。
水戸駅には18時~18時半到着の予定です
参加費
一般の方 29,700円/ 「地球生活術」会員の方 26,400円(受講費、傷害保険料込)
※上記金額には、受講費、傷害保険料が含まれます。
※初日の夕食から講習終了までの3食分お弁当を、追加料金なしでご提供いたしますが、その他必要に応じてご用意下さい。
※男性大ホール泊、女性別棟コテージ泊(共に暖房、寝具付き、相部屋)を無料開放し、追加料金なしでご利用頂けます。個室ご希望の方は各自施設にお問い合わせ、ご予約お願いいたします。
※持込テント、車中泊もご利用可能です。お申し込みの際にご選択ください。
オンラインサブスク「地球生活術」に関してはこちらをクリック
ご持参頂くもの
- 初日の昼食、水筒、おやつ・夜食等(ご自分で食べて頂く用です。)
- ナイフ(二つ折りでないもの歓迎。無料レンタル、当日販売 あります。)
- 多少汚れてもよい服装(ジャージやジーンズ、フリース等、お持ちの範囲で大丈夫です。)
- 暖かい格好や装備(現地は都心よりも2度から3度、気温が低めです。)
- 運動靴やスニーカー
- ノート・筆記用具
- カメラ(内容等撮影希望の方)
- 洗面用具、お風呂セット
- 雨具(ホームセンター、コンビニのカッパで大丈夫です。)
- 懐中電灯
- プラスチックなどの割れないマイ食器(ご飯用と汁用)&カップ(100円ショップ等で揃います)
- レジャーシートやアウトドア用座布団・座椅子等(地面に座る時に便利です。こちらも100円ショップで)
お申し込み、お問い合わせ
11月中旬お申込開始
その他ワークショップに関するご不明な点等は、下記までお問い合わせ下さい。
E-mail : office@wildandnative.com
お客様の個人情報はSSLにて送信されます。(SSLとは個人情報等を暗号化し、安全に送受信する技術です。)
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