「これから外へ出てフォックスウォーク(狐歩き)をしてきなさい。」
大地に生きる人々は、狐歩きをするんだそうです。
色々細かいやり方はあるのですが、そのうちの一つが、
「大地のリズムを感じ、それに合わせる事」
なのだそうです。
「大地のリズム・・・どうやって感じるんだろ?」
と思いながらも、先生が怖い目で見てるので、感じてる風に歩き始めました。
その時に先ず気付いたこと。
自然のリズムなんて、考えたこともなかったなあ ということ。
そういえば、普段の生活で歩く速さ。
意識はしてないけど、きっと、生活の中の、何かのリズムで決まってるんだろうなあということ。
じゃあやっぱり自然の中に流れるリズムもあるのか?
と思い、感じようと思ってみました。
確かな自信はなかったですが、普段の歩き方では、確かに速すぎるっぽい・・・というのは分かりました。
それよりも、生まれてはじめて、「自然」のリズムを感じようとした時の感覚が忘れられません。
それまでも、
常に傍にあったのだろうに、
こんなに大きかったのに
全く見えなかったもの、
気付かなかったもの。
そんな感覚でした。
それから15年ほど経った今も、自然のリズムはこれだ!という確信は持てません。
でも、それを「感じよう」とすると、
すっごく近くなのか、すっごく遠いところなのかわからないどこかに、
壮大で、物凄く力強い雰囲気みたいなものがある。
という気はします。
そしてそれだけで凄く満足感が得られるのです。
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