今年最後のワークショップ。
13人の方々と、楽しい時間を過ごして来ました。
人間を含む、動物は全て「痕跡」を残す。
そしてその「痕跡」には「意思」も残留するのだといいます。
追うのは痕跡も然りですが、その「意思」こそ追うべきもの。
それが大地に生きる人々の「狩」の方法だったのだといいます。
残留している「意思」というのは、すなわち、
痕跡の主は、そこで、何を「感じ」ていたか?
です。
それを感じとろうとします。
感じ取る のですから、その残留意思を、自分が「感じる」事になるのです。
一体化、同調。
何だかちょっと神がかり的なものかなあと、私も最初思いました。
でも実際体験してみると、よくお母さんや先生に怒られた時の、
「そんなことされたら、自分だったらどう思う?」
という感覚と、何ら変わりはないんだなあと思いました。
野生の住人に、上手に、きめ細かく同調するコツを、皆で色々やってみた後、最後に各自で、その動物になりきってみました。
痕跡を見つけ、それをトリガー(きっかけ)として、その意思をまといます。
そんな参加者の皆さんの様子をみていたら、何か不思議で、
皆さんがその「意思」を追っているのか、
その痕跡の主が皆さんを「引き込んで」いるのか、
なんだか分からなくなりました。
野生の住人は、もっと人間と関わりを持ちたがっているんじゃないかなあと感じる事が、多々あります。
今回も、強くそれを感じた二日間となりました。
参加された皆さん、本当に楽しかったです!
ありがとうございました。
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