インディアン(ネイティブ・アメリカン)に伝わる、
「大地に生きる術」
を、初めて学んだ時、
「何をする時にも痕跡を残さない事。」
という言葉を、先生は、何度も言ってました。
そして、焚き火の後始末の方法や、シェルターの片付け方等を学びます。
全くといって良いほど痕が残りません。
「おお、インディアン(ネイティブ・アメリカン)っぽくて、何か格好良いなあ。」
と感動したのを覚えてます。
それをもっと実感したのは、初めて一人で原始キャンプ体験をした時です。
枝や落ち葉、石などで寝床を作って、焚き火をして、一晩過ごしました。
そして帰るときに、その一晩で使用したものを全て解体しました。
残ったのは、当然、
枝
落ち葉
石
食べ残した野草
付近の何処に捨てても「ゴミ」にはなりません。
そもそも「捨てる」という感覚になりませんでした。
元あった場所に返すだけ。
そして最後に残った焚き火。
痕が残らないように注意しながら燃やしていたので、それも綺麗さっぱり。
その場を立ち去ろうと思い、歩き始めて、振り返ってみると、どう見ても誰かが居たとは思えない感じでした。
その時思、少し大袈裟かもしれませんが、
「地球にダメージを与えないで生活するのって、そんなに難しくないのか?」
なんて思いました。
寝床、焚き火、そして歩き方に至るまで、
「痕跡を残さない」
という考え方。
本当に、広くて、深い学びがあります。
2月28日からの
「WAN-1 大地に生きる術を学ぶ二日間」。
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