Shape Shifting – ネイティブアメリカンは動物に変身出来たという教え
「オヤジ族のタク爺さんは『鹿』に変身出来るんだぞ。」
そう、ネイティブアメリカン(インディアン)は野生動物に変身できたのです。
実際彼等の間で語り継がれている民話のようなものの中にも、そんなお話が出てきます。
一体この「変身伝説」はどうして生まれたのでしょう?
異物 ではなく 同一 の存在にならなければ狩は成功しなかった
彼等の狩は、物凄く至近距離です。
感覚が物凄く敏感な野生動物に近づくには、彼等の感覚アンテナに「異物」と判断されてはいけません。
ある意味「同一の存在」にならなくては近づけなかったのです。
野生動物に、命がけで「同調 – 変身」していたのですね。
そんなわけで「変身」してみよう!
この変身体験、実は凄く面白いんです。
街中の公園散歩や土手の散歩の際に、是非やってみましょう!
次の手順をフォローしてみてください。
<手順その1 観察する>
街中の四足動物の足跡の殆どが、犬か猫でしょう。
それを見つける前に先ず、犬か猫、好きな方の動物をピックアップして下さい。
そしたら街でみかけた犬、または猫の動きをじっくり観察してみましょう。
興味の在る方は両方を比べてみると面白いです。
実は性格は勿論、動きも全然違うんですよ。
<手順その2 足跡を見つける>
上記写真はイヌ科の足跡です。
通常爪の跡が残ります。
猫は普段爪を隠して歩くので、爪跡は残りにくいです。
先ずはそれで足跡を区別してみましょう。
なるべく一連のものがいいですね。
<手順その3 変身する>
ではいよいいよ「変身」してみます。
一連の足跡を目の前におき、イメージをします。
ここでは猫を一例に。
自分の顔が丸く、小さくなっていきます。
耳が頭の上に移動していきます。
顔も犬に比べて平べったく、目を少し大きめに、鼻の横から髭を伸ばして。
身体に無数の毛を生やし、体長は50センチくらい、体高は・・・・
みたいに、外見を纏ったあと、性格も、動きのイメージも纏ってみましょう。
神経質、用心深い、忍者のような動き、のんびり歩く、よく止まる・・・・
そして外見も内面も猫のイメージを纏ったら、その一連の足跡の上を歩くところをイメージしましょう。
その猫の目線から見えていた景色も想像できますよね?
さて、どんな感じがします?
そして痕跡には「意思」が宿るみたいな感じも味わえたんじゃないですか?
是非やってみてくださいね。
こんな神秘的な「トラッキング」を、野生の「鹿」相手にじっくり楽しむ二日間、
トラッキングについても触れてます!自然と思いっきり遊ぶ – ブッシュクラフトマニュアル、電子書籍版も好調です!
本当に皆様のお陰です。
ありがとうございます!
皆様、電子書籍版も出てますので、引き続き宜しくお願い致します。
近日開催のワークショップ
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