「今日は死ぬのにもってこいの日」
何だか自殺願望のある人の言葉にさえ聞こえますよね。
でも、この言葉が発せられたのは、例えば美しい朝日を浴びながらとか、大好きな景色を眺めながらとか、そんな感じのタイミングだと言われます。
「いやあ、何て気持ちのいい日なんだろう・・・本当に今日は死ぬのにもってこいの日だ!!」
なんていう感じらしいのです。
死というものが怖い私にとっては、恐らく皆さんのうちの多くの方々同様、
「何だこの言葉の意味は???」
なんて最初感じました。
でも、自然を意識して美しいと思うようにして、そしてそれが益々当たり前の事のように根付いて来た頃、こんな風に感じるようになりました。
何か美しい景色を眺めて、それを全身で感じている時、どうしてこんなに気持ちがいいのだろうと考えました。
理屈的には理由は分からなかったのですが、
なんだか綺麗な景色の向こう側に、
と言っても距離的な向こう側ではないその場所に、
とてつもなく大きく、壮大な、果てしない「奇跡」みたいなもの
があるように感じられます。
それが、その景色を眺めている時に感じる美しさ、気持ちよさの根源であるような、そんな風に感じます。
そしてその場所は、自分が「死」というものを迎えた時に訪れる場所のような?
だとしたら、綺麗な景色を眺め、その向こう側の「奇跡」を全身で感じている時に
「いやあ、なんて気持ちがいいんだろう!今日は死ぬのにもってこいの日だなあ・・・」
なんていう言葉が出るのは、とっても自然な事なのかもしれません。
色んなものが美しいと思えるように「今」を思いっきり過ごして、「死」というものさえも素晴らしいものに感じられる。
そんな毎日を過ごせたらいいなあと思います。
皆さん、きょうも素晴らしい一日を過ごしましょう!
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