こちらのワークショップは英語で行われ、川口拓が通訳をします。
必読:開催にあたって
- こちらのワークショップは、新型コロナウイルス拡大防止の観点から、中止になる可能性がございます。
- 日本政府より小規模イベント開催自粛要請等が発令されない限り、規模の縮小等、可能な限りの対策をさせて頂きながら、開催決行の予定です。予防対策につきましては コチラ をご参照下さい。
- 開催中止の場合、お申し込み時に記載頂きましたメールアドレスにご案内させて頂きます。
君はトラッカースクールを知っているか?
アメリカはニュージャージー州。
そこにネイティブアメリカンの古来の教え、大地に生きるサバイバル術を伝える「トラッカースクール」があります。
アパッチ族の古老、ストーキングウルフを師に持つ、トムブラウンジュニア氏が校長先生です。
厳しい自然と闘うサバイバル術を学びたいのであれば、他のスクールへ行きなさい。
母なる大地に抱かれ、自然に導かれる、そんなサバイバル術を学びたければ、トラッカースクールへ。
という哲学のもと、その教えを世界中の人々と共有するスクールです。
一般の方々、現役特殊部隊員、その教えに回帰したいネイティブアメリカンの血を引く人々など、様々な方々が学びに来るスクールです。
私もその教えに惹かれました。
WILD AND NATIVE で皆さんと共有する教え、技術は、主にトラッカースクールで培われました。
先輩、そして恩人である、Joe Lau 、トラッカースクールシニアインストラクターとの出会い
確か1997年、コースに初参加しました。
100人ほどの参加者さんの中で日本人は私ひとりだけ。
念願のコース参加でしたが、不安もたくさん。
そんな私を本当に親身にサポートしてくれたのが、当時シニアインストラクターであった Joe Lau でした。
ジョーと呼ばれる彼は日本の武道に精通し、日本が大好き。
原始の火おこし、石器作り、原始調理法のインストラクターでした。
そんなインストラクター、しかもシニアインストラクターという地位にいたジョーが日本が大好きだったこと。
そのお陰で、素晴らしい教え、技術が、日本で広まる事になりました。
彼が居なければ、このWILD AND NATIVE 自体が存在していなかったかもしれません。
そんな彼が、本当に久しぶりに日本にやってきます。
すべての技術が「瞑想」のように変わったジョーのアドバイス
日々、原始的発火法の研究をしているジョーのガレージから
ジョーのアドバイスには、いつも、その背後にある「哲学」と感動がありました。
この火おこし道具を見てみよう。
窪みや切り込みの位置、使用する材、その他ひとつの要素が欠けても火はおきない。
こんな繊細で洗練された方法を先代の人々は考え出したんだ。
みんなは自分でこんな方法に、自力で辿り着けると思うかい?
無理だよね?
きっと先代の人々は、凍えるような寒さの中、愛する小さな我が子や親達が、寒さで絶えていくのを目の当たりにしたんだろう。
この火おこし道具は、そんな「命の結晶」なんだ。
このアドバイスで、火おこしに限らず、すべての技術に対する向き合い方が変わりました。
フォックスウォーク、たき火、シェルター作り、野草へのアプローチ。
なんだか全てのものを、きめ細かく、丁寧に扱い、その「形」の背後にある「何か」にアプローチをかけるようなイメージで全てに接してみました。
そしてすべてが上手くいくようになった気がしました。
法則、哲学、背後にある教えを知ると「伝え方」が変わる
ジョーは、それぞれの背後にある「教え」や「法則」を凄く大切にします。
それにより、一見無機質に思える技術が、芸術的なものに変わる気がします。
ネイティブアメリカンが何かを人に伝えるとき、必ずと言っていいほど、その「教え」が後の世代に語り継がれる事を意識します。
それがトラッカースクールや、ジョーの教えの最大の魅力です。
人に伝える「教え」は、それ自体が魅力的なものでなくてはいけません。
そして、人を選ばず、誰の心にもスッと入っていくものでなくてはいけません。
だからこそ、技術よりも「法則」が大切なのだとジョーは言います。
Beyond Bow Drill 〜 更なる「弓錐式火おこし」
写真は弓錐式ではないですが、今のところ私もタイトルだけ伝えられています。
Beyond Bow Drill というこの題名を、どうやって訳してやろうかと思ってましたが、
「更なる弓錐式火おこし」
と、今のところはしておきます。
キリモミ式火おこしのシャフト部分。すべて違う植物から採取したもの。(ジョーの研究室より)
開催場所
ライジングフィールド軽井沢 Outdoor Resort & National Park 内

センターハウスです。右端の方にレンタル用マット&寝袋が見えます。新しいです。

スカイアークと呼ばれる場所とデッキ

水洗トイレやシャワーも凄く綺麗で、洗浄便座完備です。
集合時間 & アクセス
電車でお越しの方へ
バス利用
長野新幹線『軽井沢駅』北口バス乗り場2番より、
- 午前11時20分発「北軽井沢」行き乗車
- 11時35分「ライジングフィールド」下車、運賃450円
バス停まではお迎えにあがります。
二日目は
- 午後16時48分「ライジングフィールド」バス停発
- 17時03分「軽井沢駅」着
の予定となります。
※新幹線等は、お時間に余裕を持ってされる事をお勧めいたします。またバスの時刻が変更になっている場合がございますので、直前にチェックして頂くことをお勧めいたします。
バスの時刻表は コチラ をご参照下さい。
タクシー利用
軽井沢駅北口のタクシー乗り場からのご乗車で、行先は「ライジング・フィールド軽井沢」とお伝えください。乗車料金は、約2,600円程(目安)になります。
車でお越しの方へ
お昼12時前までに現地にお越し下さい。
受付は11時半からとさせて頂きます。
高速道路から
◆信越自動車道『碓井軽井沢IC』~『軽井沢駅』~『旧三笠ホテル』~『白糸ハイランドウェイ三笠料金所』〜有料道路内
・料金所(¥500)を抜けてから登り坂が続きます。登り切ると道がまっすぐになり、途中右手にライジング・フィールド軽井沢の看板が見えますので、そこを右折してください。
◆カーナビゲーションの設定について
※住所設定の際のご注意
*カーナビや地図検索ソフトで、「長野県北佐久郡軽井沢町長倉2129」の住所を設定すると、中軽井沢一帯を指示してしまうこともありますのでご注意ください。「長野県北佐久郡軽井沢町長倉山国有林2129」となります。
※名称設定 『ライジングフィールド軽井沢』と入力してください。 4~5年以上前のナビデータだと出てこないこともあります。その際は、『小瀬温泉』または『小瀬温泉ホテル』Tel 0267-42-3000で設定してください。
更なる詳細近日UP!
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