「考えるのをやめて、感じる事に集中する『練習』をしなさい。」
我々現代人は、考えるのを止める事が凄く苦手なんだそうです。
だからその練習をすること。
それが「自然」と深く繋がるための、最も重要なトレーニングだというのです。
そんなわけで練習を始めてみました。
かれこれ、15年以上前の話ですけども、とにかく気付いたら何か考えてる感じでした。
近所の小さな林に入っていき、じっと座って、考えない練習。
本当に難しいんだなあと思いました。
でもその内、転機が訪れました。
それはこんな話を聞いてからです。
「飼い犬をビーチに放すと、先ずは凄い勢いで走り回る。
でも暫くすると、トロットという、犬本来の自然のリズムで歩きだすんだよ。」
なるほど・・・。
我々の頭の中には、沢山の情報が、毎日入ってきます。
だから、出て行かなければ、頭を空っぽに出来ないのかもしれないのかも?
そんなわけで、ビーチに放たれた飼い犬が無駄なエネルギーを発散するように、頭に溢れている考えを放出するイメージを持ちました。
自然の中で座って、リラックスする。
頭を空っぽにしようとすると、「考え」がどんどん頭から抜けていく。
そんなイメージを持ってみました。
だから頭に色々な考えが過ぎるのは当たりまえ。
ただそれに囚われないように、その場に放出するようイメージします。
あたかも風船がどんどん萎むような感じ。
萎み終われば、自然に考える必要がなくなる。
これが実は凄く上手くいったんです。
そして自然は、そんな「考え」や「心配」を、いくらでも吸い取ってくれるような感じさえしました。
ワークショップに来て頂いた方には、どの講座でも、先ず一人で座ってじっとしてもらうエクササイズをします。
生きる術を学ぶ時にも、薬草を学ぶ時でも、大地の教えを受け取る時でも、
考えるのを止めて、感じる事に集中する
ことが出来ると、本当に上手くいく感じがするからです。
そんな場合に限らず、日常生活でも、
何か考え事しすぎちゃって・・・
という方は、是非この「萎む風船」を試してみてください。
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