「Awareness – 敏感さ」は、ネイティブアメリカン(インディアン)の「薬草&ヒーリング」の教えで、最も重要と言われます。
そんなわけで、アースハーバリストワークショップでも、Awarenessのエクササイズは沢山行います。
その理由は多数あります。
自分の状態を、常に、きめ細かく感じられること
それが最高の予防策と言われていました。
「自分にとっての最高のヒーラーは、自分の中に存在する」
という教えの意味は、体調を実際に壊す前の「違和感」や、何らかの「変化」に逸早く気付く事の重要性も説いているのかもしれません。
実際に、部族の中で「ヒーリング」の役割を担う事が多かったと言われる「母親」たちは、物凄く敏感に、家族のコンディションの変化を感じ取ったと言われています。
薬草が与えてくれる変化を、敏感に、きめ細かく感じられること
薬草は、現代薬の効き方と比べて、「物凄く効く人」と、「あまり効かない人」に分かれます。
そして「効く人」とは、薬草が与えてくれる、微かな変化やイメージさえも、感覚でキャッチできる人です。
「キャッチ – 自覚」できれば、それを「意識」する事が出来、それを身体や心に響かせる事が出来ます。
薬草に敏感に反応する人は、「薬草と話が出来る人」、と言っても間違いではないかもしれません。
Natural Medicine を感じられること
そして、自然が与えてくれるメディスンは薬草だけではありません。
景色だったり、音だったり、香りだったり、言葉だったり。
それらが、自分の心を躍らせるのか、静ませてくれるのか。
熱い気持ちになるのか、クールな気分にさせるのかなど、
心と身体は密接に繋がっていて、そんな「気分」の動きは、何らかの形で「身体」にも影響を与えます。
それらの「変化」は、それこそ幅広く、言葉ではとうてい表しきれません。
だからこそ敏感に、感覚で「キャッチ」しないといけないのです。
頭で考えるのを少し休んで、感覚に集中してみる。
大地のヒーリングの教えは、そこから始まるんです。
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