Teachings From The Earth

調理をする時に炎を落とすと寒い!そんな時に役立つ焚き火テク、「ハイブリッド焚き火」 | WILD AND NATIVE

冬の焚き火は本当に魅力的です。

焚き火に当たりながら、その火で美味しいものをつくって楽しむ。

ブッシュクラフトにおける至福の時です。

ところがこんな問題も発生します。

時に、「調理に適した焚き火」と、「暖をとるための焚き火」は、違ってしまうのです。

たとえば暖をとるための焚き火はこんな感じ。

taki2

そして例えば「お肉を焼きたいなあ」なんていう時には、こんな感じが欲しいことも多々あります。

mash

炎が落ちて、炭のようになった状態ですよね。

この状態って、寒いときには、ちょっともどかしいんです。

そんなわけで、こんなテクニックが良く使われます。

名づけて、「ハイブリッド焚き火」。

hbt

BBQなどでも使われるテクニックでしょうか?

右側の焚き火で「炎」、左側で「炭」を使えるという便利なものです。

右側の焚き火で、どんどん「炭」をつくって、左側に移動させるんです。

左側に移した炭の熱が逃げないような工夫も必要です。

昼間の撮影なので、一見、炭が消えてしまっているように見えますが、約20分後には、こんな感じに焼けました。

hbt2

今週末のワークショップ、

アースロッジをつくろう!

では、こんな焚き火のコツにも触れます。

あまりにも雨が酷い場合には、屋根付きの焚き火場で、焚き火料理、原始的調理法を学ぶ二日間にします。

現在、男性4人、女性4人のご参加です。

あと若干名空きがありますので是非!

オンライン講座でも学べます。

takibitekuec

 

記事を書いた人

taku

  • サバイバル・インストラクター
  • 自衛隊危機管理&サバイバル教官
  • 一般社団法人危機管理リーダー教育協会(CMLE) 代表理事
  • CMLE 災害対策インストラクター養成トレーナー
  • CMLE ブッシュクラフトインストラクタートレーナー

1971年、世界で定められている地球の日(4月22日)に生まれる。幼少の頃より自然が好きで、渓流で魚を獲り、その場で焚火で焼いて食べたり等、自然に親しみながら子供時代をすごす。

1996年~2004年、カナダやアメリカを何度も訪れ、雪山登山、ロッククライミング、カヌー、カヤック、野外救急法、野外教育法、ネイティブアメリカンの古来の教え、大地と共に生きるサバイバル技術等を学ぶ。

2001年より WILD AND NATIVE を主催、2013年、一般社団法人危機管理リーダー教育協会を設立。現在も自分で学びながら、ネイティブアメリカンの大地と共に生きる術、哲学、アウェアネス(原始の感覚の使い方)、サバイバル技術等を、一般の方々から、現役自衛官、警察官の方々に至るまで、幅広く共有している。

 

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