古来インディアン(ネイティブアメリカン)の部族には、スカウトと呼ばれる役割がありました。
日本で言うところの忍者みたいなものです。
スカウトと忍者には、大きな共通点があります。
それは、自分の「気配」「存在」を消すのが得意である事。
もっと正確に言うならば、「自分を消す」のではありません。
その場の「自然」と「自分」を同じ色にして、自分を透明にしたのです。
外見的にも、内面的にも、全ての面で「同調」したのです。
その理由は、唯一つ、
正確な情報を持ち帰る
ため。
自分の存在が「場」を乱すと、その場は本来の雰囲気ではなくなります。
その場の本来の姿を観察し、持ち帰る事が彼等の任務でした。
いわば、「その場」を「自分」にしたのです。
今居る「その場」が自分自身になるという事。
それは「その場」自体が自分の味方になるという事です。
だから「スカウト」は最強だったのです。
下記のコース、一見、マニアックな、大人の「隠れんぼ」の講座に見えます。(笑)
https://wildandnative.com/main/event/20141102
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