※上記画像、わたくし私著「Bushcraft-大人の野遊びマニュアル:サバイバル術で楽しむ新しいキャンプスタイル」より抜粋
ひとつ道具を減らせば楽しみがひとつ増える
今日のブッシュクラフトキャンプでは「ステーキ」を買ってきた!
さて、イザ焼くときに、
「あ、鉄板がない!網もない!」
そんな状況はブッシュクラフトの楽しみの起源とも言えるかなあと思います。
何かの道具がひとつ無くなったときに、それを「自分の力で補う」という冒険が始まるのです。
ではステーキを焼いてみましょう!
先ずは細い竹や笹で串をつくります。
ちょっと古いなあという笹や竹は火で炙って消毒します。
火って本当に便利なんです。
長い串はそれこそ魚の串焼きのようにジグザグに刺します。
そして更に二本の薄目に、シャープに削った竹を横に刺して
こんな状態にします。
いわば網状ですかね。
これだと裏返してもお肉は比較的に板状に保たれて、満遍なく熱が通りやすくなります。
念のため先の二本とは反対側にもう一本通しておきました。
私には必需品のクレージーソルトをたっぷりとかけて・・・
炎が落ちて一休みしているような焚き火で焼きます。
火床に三センチから四センチの赤く燃えた炭のベッドが出来ていれば、、お肉を焼いた後でも、薪を足して、簡単に炎を復活させられます。
枕木を敷いてそこにシーソーのようにステーキの串をたてかけます。
反対側は、必用であれば、石などでおさえておきます。
火がちゃんと落ち着いていないと竹串自体が燃えて、肉が落下します。
ちょっと腕の見せどころですね。
15分~20分後でしょうか?
油がジュージューいいながら焼けていきます。
何故か目が離せないです。
うまそーーーー!
焼けたああ!
サワラの葉(抗菌、殺菌作用)を何枚も重ねた調理皿に乗せて、ナイフで一口サイズに切って
いただきまーす!
そしてお味は勿論、不味いわけがないのでした!
バーナーや鉄板、網がなかった事で費やした 時間 工夫 苦労 集中 思い入れ 肉との一体感 その他全てが 美味しさ を引き立てるのでしょう。
日常生活は「脇役」になってしまってる 食事 や コーヒーを飲む なんていう行為が、「超主役」になるところがブッシュクラフトの楽しみです。
上記写真達は、
地球生活術 – 動画レッスンで学ぶブッシュクラフト、大地に生きる術、ナチュラルヒーリング
の「ブッシュクラフトをはじめよう」というレッスンからのキャプチャーです。
上記の日の模様は、私がYoutubeに数年前にアップした、「ブッシュクラフトをはじめよう。」というダイジェスト動画でも見る事ができます。
私としては「お金なんて全然かからないんだよ」ということをメッセージに込めたのですが、
主にブルーシートを使ってる事が原因(それだけじゃない?)だと思うのですが、
貧乏臭い お洒落じゃない 清潔感がない 何か色々中途半端な感じ
など、ご批判も多く頂いている動画です。
うーん、確かに今見ると・・・そう言われるのもわかる感じがする。(笑)
ブッシュクラフトマニュアル、気付いたらレビュー数が7つにもなってる!
上記みたいなノウハウを一杯カバーしています。
皆様引き続き宜しくお願い致します!
近日開催のワークショップ
この記事へのコメントはありません。