勿論「デトックス作用」はありますが・・・
今回はちょっと屁理屈みたいなお話になってしまいます。(笑)
今週末のワークショップで扱う予定の「ギシギシ」は、そのデトックス作用が有名な野草です。
なんでも、都市生活をおくっていると、いくら気をつけていても身体に入ってしまう化学物質を排出してくれるのだとか。
空気に含まれるものだったり、水道水に含まれるものだったり。
そんなわけで、実作用としては「デトックス」はあるのです。
では、ネイティブアメリカンのヒーリングの教えにおいて、何故「デトックス」がネガティブ発想とされるのでしょう?
Nourish – 栄養を与えることがヒーリングである
ギシギシの根
彼等の教えのひとつに
「全てのものには役割がある。」
という言葉があります。
ですからある意味「Toxic – 毒、悪いもの」という概念が無かったのかもしれません。
ですので、 「毒を排出する」 と表現する代わりに、例えば
「肝臓に『栄養』を与えて体の機能をより良いものにする。」
という表現をします。
怪我をしても、機能が落ちても、風邪をひいても、それらを排除するという表現は控え、とにかく「栄養」を与える。
しかも「栄養」を与え、「元の状態に戻す」のではなく、怪我や具合が悪くなる前よりも、更に大いなる存在に近づくという表現なのです。
この場合の「栄養」というのは、食べ物などで摂取するものに限りません。
太陽の光だったり、風だったり、人々の優しさだったり、野草のパワーだったり、全てを「栄養」と呼びます。
「毒」という言葉自体を使う事を避け、よりポジティブな言葉で、明るい気持ちを引き出す事で、ヒーリングの作用を促進したのかもしれないですね。
※勿論現在我々が使う「デトックス」という言葉も、ポジティブな意味合いです。
今週末の薬草講座、デトックス作用・・・じゃなくて、身体の排出機能に栄養を与える野草「ギシギシ」を先生に学びます。
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