安心、簡単、美味しい、自由自在のホームメイドスポーツドリンク
市販のスポーツドリンクも美味しいけど、ちょっと甘いと感じる事も・・
人口甘味料などが気になる・・
そんな風に思っていた矢先に、薬草の先生に教わった、台所で作れるスポーツドリンクレシピ。
毎年皆さんと共有しているレシピですが、評判が良いので今年も紹介しますね。
熱中症?あんなに水分採ってたのに?
夏の野外活動で、よーく見掛ける症状に、下記のようなものがあります。
「頭痛、吐き気がする。食欲も無し。水分はたっぷり採ってたのに。」
主に食事をとった後などにこんな症状が出ているような。
そして数回嘔吐すると、徐々に良くなって、食欲も出始めます。
※ここから先は、完全に自分の「感覚」によるものです。
自分も陥った事のある症状ですが、個人的には いわゆる 脱水症状ではないような感じがします。
体液には電解質というものが含まれているそうです。
それがエネルギーの代謝や内臓の働きなどにとって非常に重要なのだそう。
汗を沢山かいて、水だけ沢山とると、電解質がどんどん薄まってしまい、消化能力が落ちます。
暑いから「スタミナつけないと!」と思い、つい沢山食べてしまいます。
電解質が薄まった内臓は、それを消化する力を持たずに、身体に「吐け」という信号を出します。
そこで「電解質」を作って、飲んであげよう!
そんな症状を避けるためにはどうすれば良いのか?
個人的には下記の注意点にたどり着きました。
- 良く寝る(何よりも先ずこれで身体の機能が高まります)
- 小食(野生動物も一番小食になる時期と言われます。特に動物性たんぱく質を控えめにします。)
- 電解質に近いものを飲む
上の二つは特に解説はいらないと思います。
三つ目の「電解質」に近いものを飲む ですが、電解質の構造?を簡単に説明すると、
酸 + 糖 + 塩 なのだそうです。
ですのでその三要素を満たした飲み物を作ってあげればいいのです。
折角なのでヘルシーに、
- 酸として「レモン果汁」または「酢(ハーブビネガーなんかだったら色んなミネラルも豊富)」
- 糖として「はちみつ」
- 塩として「自然海塩」や「岩塩」
なんかで作っちゃいましょう。
あとは全部混ぜるだけ
個人的にお気に入りの作り方は、常温水に蜂蜜ひとさじ、レモン果汁をチョロッと、塩をひとつまみ入れて掻き混ぜるだけ。
口に入った瞬間から、柔らかくて、すっと身体に入っていく感じがします。
素晴らしいのは、甘み、酸味、塩味が調整自由自在だってことです。
はちみつ、塩、レモン果汁が持つ薬効や働きも手伝って、市販のスポーツドリンクよりも効き目がアクティブです。
身近な薬草を使って、ハーブビネガーを作り(生の葉やドライハーブ等に酢を注ぎ数週間置いた後、濾して出来上が)、それを「酸」の部分に使えば、もっと薬効のあるドリンクが作れて一層楽しくなります。
夏に限らず、風邪を引いた際にはホットで飲んだり、下痢なんかの時にも重宝します。
甘みを強くすれば、お子さんなんかも喜びますよ。
是非活用してみてください。
※上記レシピは、治療法として勧めるものではなく、あくまでも学習目的の記事です。体調を崩された際には、お医者さんなどの専門家さんにご相談下さい。
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そして、
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上記のような、ナチュラルレシピについてもっと知りたい方は、是非覗いてみてください。
自然と思いっきり遊ぶ – ブッシュクラフトマニュアル、重版後もかなり順調です!
本当に皆様のお陰です。
何でだろ・・・?
とにかく、ありがたや、ありがたや、の感謝の気持ちで一杯です!!
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