災害のあと、「孤立」という状況に陥る事があります。
遭難してしまった際にも、やはり「孤立」します。
その際「シグナリング」と呼ばれる、とても重要なサバイバル術があります。
要は、救助側に、如何に自分を発見してもらうかです。
こちらから、目立つ「合図」を送ることを、例えば「シグナリング」と呼びましょう。
その際に使う道具で有名なのは、フラッシュライトやホイッスル。
その他にも沢山ありますが、例えば「非常用持ち出し袋」や、家の備蓄として、どちらを用意しておきましょう?
フラッシュライト?
ホイッスル?
お勧めは両方です。
安全管理や災害対策などを考える際、必ず
「バックアップ」
という概念を持っておきましょう。
Aが機能しなかった際のBという手段。
AとBは質の違うものがいいです。
フラッシュライトは、機能すれば、ピンポイントで自分の居場所を知らせる事が出来ます。
ホイッスルが活躍するのは、例えば森の中など見通しが悪い時。
音で居場所を知らせるので、ピンポイントでというわけにはいきません。
ところが、ライトの光が木々などに遮られて、相手に届かないような状況の時。
ホイッスルの音が届けば、大まかな自分の居場所を知らせる事が出来ます。
ホイッスルで捜索隊を近くまで誘導し、ライトが届く距離になったら光で知らせるなんて事も出来ます。
AかBか ではなく、可能な限り AもBも。
ネイティブ・アメリカンの教えも似ています。
どんなものにも利点があり、それを如何に見つけて、自分の見方に出来るか。
生き延びる人というのは、そんな柔軟な発想を持っている傾向があるそうですよ。
下記のワークショップ、まもなく締め切りらしいです。
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当日はもっと詳しくやりましょう!
災害教育プログラム「都市災害を生き抜く術と自然と共に生きる術を学ぶ」
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