下記は「地球生活術」に投稿されたコラムです。
焚き火の季節になりました。
どんどん焚き火で遊んで、美味しいものを食べましょうね。
先ずは直火OKの場所を探しましょう!(これが大変ですよね)
もしなければ、「焚き火台」なんて検索すれば、今では沢山の製品が出ていますね。
いずれにしてもキャンプ等に出掛けて、焚き火をする時に「薪」が必要になります。
市販の薪もよいですが、ちょっと高価ですし、火持ちの良いものもあれば、悪いものもあります。
自分で集めれば、タダ(無料)ですし、好きな質の薪を集められますよね。
※必ず地主さんに「薪」の採取許可を取りましょう。
ところが、一晩持つような薪を集めようとすると、中々大変です。
ポイントは、火持ちのよい「太い薪」を集めること。
ところが太い薪は、あまり地面に落ちていません。
落ちていたとしても、腐ってしまっているようなものが多く、折ったりするとスカスカだったり、虫が湧いてきたりします。
そこで探すべきもの、それは「立ち枯れ木」です。
まだ地面にしっかりと立っているけど、葉が一枚もついていない。
樹皮がめくれてしまっている。
そんな木があったら直ぐに目をつけます。
鉈なんかがあれば、高さ数メートルの木、丸々一本分の薪が、ひと手間で手に入ります。
鉈がなくても、立ち枯れ木の中には、手で押し倒せるものも少なくありません。
細い木であれば、ボキっと乾いた音を立てて倒れるものもあります。
「地球生活術」ビデオレッスン、「薪の集め方」のキャプチャー写真
写真の木は、鉈を使わずとも手で押し倒す事が出来ました。
注意点!
- 瞬発的に倒すのでなく、ゆっくり押し倒すようにします。
- 引倒すのではなく、必ず押し倒しましょう。
- 急に折れた時にはバランスを崩します。その際の身体の持って行き場所も確保しておきます。
- てっぺん付近の細い枝や幹が、押した時に折れて落ちてくる場合があります。しっかり上も見ながら、それが落ちてきた時の逃げ場所も確保しましょう。
それを長いまま引きずって、若しくは地面の上を少しずつスライドさせて持っていきます。
広いところまで持っていったら、適当な長さに折ったり、切ったりしてその夜の準備をします。
また、立ち枯れ木でなくとも、枯れ枝も同様です。
枯れ枝は、まだ枯れていない木にも度々残っています。
そこそこ太い枝でも、枯れている枝であれば、歯切れよく折れます。
折ろうとしてもそれが、しなって折れない、弾力性があって折れなければ、それは生きている枝の証拠です。
さて皆さん、こうやって沢山薪を集めて、暖かい焚き火にあたり、リラックスした、素敵な夜をすごしましょう。
立ち枯れ木の見つけ方、倒し方などのビデオレッスンもアップしました。
https://wildandnative.com/main/nativelife/?p=1573
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■今週末のワークショップでは、「焚き火の基本」もしっかりとカバーします。
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