野生動物や、原始的に生活する人々。
そんな彼等が使っていて、
我々が使わない「ちから」
があるとすれば?
前回は、ピュアに「生きるちから」について紹介してみました。
今回は「感じるちから」です。
自然の住人は、天敵、獲物、気候の変化等を、生き延びる為に、敏感に感じとります。
その「感じるちから」を、例えば「アウェアネス」と呼んでみましょう。
香りの変化、音、空気の湿り気、その他全ての「微かな変化」。
そしてその「微かな変化」は、必ずしも正面からやってくるとは限りません。
加えてその「変化」は、現代人が考える「五感」という狭い範囲では、感じ取りきれない場合もあります。
微かな違いを感じられる敏感な感覚を持ち
その敏感な感覚のアンテナが360度、遠くまで満遍なく広がり
五感をバラバラに働かせるだけでなく、全ての感覚を繋げた、「総合感覚」で、感じる事が出来る。
ちょっと聞くと、
「そんな風に沢山のことを感じないと生きていけないのか?
自然の住人って、なんて大変なんだろう?」
とも思います。
でも、我々よりも、何倍もの物、事を「感じて」生きています。
想像を絶するほど豊かな人生です。
「我々はどれだけの奇跡を見逃して毎日を過ごしているのだろう?」
私の先生の言葉です。
我々現代人も「感じるちから – アウェアネス」を失ってしまったわけではありません。
眠ってしまってるだけなのです。
自分が今居る場所って、こんなに綺麗だったのか?
そんな風に思わせてくれるのがアウェアネスなんです。
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