トラッキングと呼ばれる技術があります。
主に「追跡術」と解説されます。
トラッキングは、「足跡」を始めとする「痕跡」を追っていきます。
更にそれを「追う」だけでなく、痕跡から様々な情報を読み取り、痕跡の主に同調していくのです。
そしてこのトラッキングの技術は、様々な捜索活動などにも用いられています。
さて、改めてこの写真を見てください。
これはおそらく雨が降った後についた人間の足跡です。
あなたには見えますか?
さて、何故これが雨の後の人間の足跡だと予想できるのか、ちょっと解説してみましょう。
視点その1 折れ曲がった落ち葉
赤い矢印の部分を見てみましょう。
折れ曲がった落ち葉が幾つか見えますね。
要は踏み潰された落ち葉です。
踏まれて折れ曲がった落ち葉が広範囲に広がっています。
これだけ広範囲に地面を踏み潰すのは、人間の可能性が高いです。
視点その2 キャリーオーバー
真ん中の落ち葉に注目してみましょう。
一見何の変哲もない感じですが、良く見ると、落ち葉の上に土が乗っかってます。
恐らく、靴の底についた土が、落ち葉が踏まれた際に付着した可能性が考えられます。
こういう現象が起きやすいのは、地面が濡れている時です。
靴の裏に、土が付着しやすいからです。
ですから仮説として、雨の日、またはその直後?などに残された足跡だと判断できます。
こんなマニアックな「トラッキング – 追跡術」の世界ですが、現在5月14日からの
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