冬のアウトドアを楽しむ人も増えてきました。
冬のキャンプ場なんかは貸切状態も珍しくないですし、なんと言っても「焚き火」の魅力が一番味わえる季節です。
焚き火をすればあったかい!
と思いきや、中々そうもいきません。
焚き火で、全身が温かくなるようにするには、ちょっとコツがいります。
そのポイントは沢山あるのですが、今日は基本的なものを二つご紹介します。
①可能であれば低い位置で焚き火をする
「熱」は基本的に上にいきます。
直火の出来る場所は限られますが、大地に置かれた焚き火と言うのは、大きさにもよりますが、それこそ足元から頭までを温めてくれます。
決まりやエチケットの問題で、どうしても焚き火台などを使用しなければいけない場合も、なるべく低い位置にセッティングするようにしましょう。
焚き火台の脇で、椅子に座っていて、足元が寒いという現象も和らぎます。
②リフレクター(反射器)という考え方
自分が感じる焚き火の熱は、自分と向かいにある焚き火の面からやってくるものです。
自分があたっていない面の焚き火の熱は全部逃げてしまっています。
それをトラップする何らかの方法を考えましょう。
代表的なものは、リフレクター(反射器)です。
上記のイラストは、その一例です。
丸太、石、盛り土、地形など、何でもいいですから、焚き火の向こう側に、反射板を設け、その熱が自分に当たるような仕組みを作ります。
自分の背中側にも壁があると、これまた温かいです。
その時に、岩壁など、自分の体温よりも冷たいものの場合は、そこに身体を触れさせないようにしましょう。
空気の層があるような壁だと、本当に温かいです。
たとえばこんな感じ。
その他のポイントはまた機会がありましたら一緒に勉強していきましょう!
アースロッジワークショップでは、大地の家を作りながら、温かい焚き火の仕組みを体験できます。
寒い冬の夜を、温かい焚き火小屋内での宴で過ごしましょう。
さあ皆さん、冬こそアウトドアを楽しむ季節ですよ!
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